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『ヤマトよ永遠に』(ヤマトよとわに)は #宇宙戦艦ヤマトシリーズの1980年公開の劇場公開作品。本項目で述べる。通称「永遠に」、英文タイトルは「Be Forever Yamato」。 #『宇宙戦艦ヤマト2』第26話(最終回)のサブタイトル。 #『宇宙戦艦ヤマトIII』の第7話以降、第25話(最終回)までの奇数話のエンディングテーマとして使用された楽曲の題名。1.の映画の公開記念イベントとして公募された詩を元に製作された。 == 概要 == 1980年8月2日夏休みシーズン公開の「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の劇場用映画の第3作目。オフィス・アカデミー製作、東映動画(現・東映アニメーション)とアカデミー製作が制作協力で、全国東映洋画系で公開された。観客動員数は220万人。アニメーションシリーズ中、唯一「宇宙戦艦」の語がタイトルに含まれない。 本作では、主人公である古代進とヒロインの森雪を宇宙と地球に完全に別離させた上(ストーリー上、終始両者が全くの別行動を取り続ける展開は、後年制作された「復活篇」を除き、シリーズ中本作のみである)、古代には姪のサーシャを、雪には敵将校のアルフォン少尉を接近させ、それぞれが別の異性との間で揺れ動くという形で、遠距離恋愛に伴う危機を描き、「愛することは信じ合うことである」(西崎プロデューサー曰く「信頼の愛」)をテーマに(主題歌・「愛よその日まで」の歌詞中にもそのテーマの片鱗が覗える)、地球と暗黒星団帝国との戦いを描いた〔H14. 3.25 東京地裁 平成11(ワ)20820等 著作権 民事訴訟事件 裁判所公式サイト〕。 前年に放送されたテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』からの続編。シリーズ中、唯一前作と共通の敵と戦う。 ただし、本作の監督である松本零士は、本作は『宇宙戦艦ヤマト2』の続編的な作品であるとして、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』の続きと見ないでほしいと語っており〔松本零士「『永遠に』を設定するにあたって」『ロマンアルバム36 ヤマトよ永遠に』徳間書店、p.103〕、劇中で前作『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』での出来事について触れられることはほとんどなく〔語られるのは冒頭のナレーションと、サーシャが自身の正体を古代に明かす場面のみである。また、偽地球においてヤマト乗組員が見せられたヤマトの過去の戦闘の映像にも、前作の映像は入っていない。〕、「暗黒星団帝国」という名称も出てこない〔予告編ナレーションでは言っている。〕。 松本零士は、本作で『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを終えるとしていた〔『ぱふ』1980年9月号、清彗社。松本零士特集におけるインタビュー〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマトよ永遠に」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Be Forever Yamato 」があります。 スポンサード リンク
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